【ばんえい競馬】２月馬市場名簿のチェック方法・落札結果

２０２２年２月２４日に開催される「２月馬市場名簿」を送っていただきましたので、内容を確認しました。

名簿の内容を見ながら、私がどこに基準に馬を選んでいるかを説明します。

私自身、初参加です。

今回の参加を通して、より良い経験を積むことができるように努めたいと思います。

馬市場自体の説明はこちら

ホクレン馬市場名簿の記載内容　まとめ

名簿は、サラブレッドのセリカタログのように詳細なデータが書いておらず、必要な情報を自分で調べる必要があります。

名簿の記載内容から、他に必要な情報の取得方法まで、私のまとめ方をお伝えします。

２０２２年２月の名簿にある１歳馬は以下の通り。

牝馬	牡馬
４７頭	５６頭

馬市場名簿に書いてあること

上記の中で、重要なのは、「馬の登録番号」「性別」「生年月日」「父」「母」と考えています。

基本的には、サラブレッドと同じかと思います。

サラブレッドとのセリカタログと違い、馬市場の名簿には、「母の産駒」「兄弟」といったブラックタイプ情報がありません。

ブラックタイプ情報は、自分で調べる必要があります。

検索には、下のリンクの画面写真にある「血統登録番号」（検索画面の一番上）に、名簿の番号を入れてください。

すると、産駒の情報が出てきますので、父や母の情報確認や母の産駒のチェックをしてください。

血統情報の調べ方

上場馬の絞り方（血統面のチェック項目）

「ばんえい競馬で活躍できるか」に限って考えるならば、父・母共に純系（純ペルシュロンなど）は厳しいと考えています。

最初の作業として、名簿の中から、純系同士の産駒を外していきます。

牝馬	牡馬
１１頭	２７頭

次に、選別した産駒の血統情報を一つ一つ見ていきます。

父・母の産駒を見て、１頭もばんえい競馬デビューしていない場合、消していきます。

私の場合、残った１歳馬の生産者の名前を記録しておきます。

今後、「競走馬前提で生産している牧場かどうかの判断」に使えると考えているからです。

その後、母の産駒成績や父の種雄馬成績、これまで付けている種雄馬履歴などを加味して、現地で必ずチェックしたい頭数を絞りました。

牝馬	牡馬
６頭	５頭

選別した馬一覧

選別した馬は以下の通りです。

これらの馬がいくらで取引されたのかなどは、馬市場終了後、更新します。

１．１歳牝馬

上場番号	登録番号	父	生年月日
２	30301 0415	イサムフジ	４月３日
１０	30301 0880	ツガルノウンカイ	３月２１日
１１	30301 0915	ヒノデタイガー	５月４日
２２	30301 0232	ダイヤミラクル	５月１９日
３０	30301 0409	ミヤビライズ	４月６日
３２	30301 0510	イワキジナンボー	５月１４日

２．１歳牡馬

上場番号	登録番号	父	生年月日
１０９	30301 0900	カネサテンリュウ	３月１８日
１１２	30301 0881	ツガルノウンカイ	４月２５日
１１３	30301 0882	カネサテンリュウ	５月４日
１１４	30301 0883	ツガルノウンカイ	５月６日
１２６	30301 0134	カネサテンリュウ	４月２６日

落札結果及び相場

選別した馬たちですが、全て売却されました。

１歳牝馬の最高価格は、上場番号１０で１５０万（税抜）、少し小さかったかな。

１歳牡馬の最高価格は、上場番号１１４で１８０万（税抜）、調教師の先生も見に来られていました。

全体の相場ですが、やはり馬代金は上昇傾向です。

馬齢に関係なく、高値で取引されていた印象ですね。

ばんえい競馬の既競走馬も出ています

２月は、馬の入替時期でもありますので、馬市場に現役の競走馬も出ています。

サラブレッドオークションと同じ感覚で捉えれば良いと思います。

大体が、現３、４歳の若い馬でＤクラスですが、古馬Ｂクラスの馬も混ざっていました。

近走成績やレースぶりを見て、再度買い直す（調教師の手配が付けば）のも良いかもしれませんね。