2023年度 最新ばんえい馬主収支状況について
収入(賞金・手当)と支出(預託料)にて記載した内容は、できる限り経費を大きく、収入を最小限にしていました。
今回、できる限り私の収支に近い形の数字を提示することにより、リアルな収支をシミュレーションできればと思います。
1歳購入時~能力検査まで
2023年8月に1歳で新馬を300万で購入したと仮定します。
8月から牧場預託費を支払い、1月に入厩、4月の能力検査を受けたとすると、馬代金+経費は約400万ぐらいになると思います。
現在の和力(和姫の2022)がこのフェーズになります。
能力検査~2歳シーズン
能力検査が合格後は、ほぼ厩舎預託料=出走手当*2になりますので、足が出ない形になります。
2歳シーズンの平均獲得賞金は80万ぐらいですので、手取りで64万となります。
平均的な活躍をした場合、400万-64万=336万(マイナス)となります。
もし、能力検査に落ち続けた場合、経費が膨れてマイナス450万ぐらいになっていると思います。デビューできないと厳しいですね。
後述しますが、引退時精算をきっちりと行うことにより、リスクを低減させることができます。
現時点の「ミンナノユメヲノセ」がこのフェーズですが、元の馬代金を抑えていることもあり、収支は安定しています。牧場様に感謝です。
3歳以降
3歳以降、明け5歳で引退したとします。
単純計算すると、336万ー128万=208万(マイナス)となります。
ばんえい競馬馬主として重要なのは、引退時精算です。
牡馬の場合は業者に売却、牝馬の場合は業者または繁殖牝馬としての売却になります。
よほど小さくない限り、牡馬ならば200万前後、牝馬ならば220万前後ぐらいで売却できますので、マイナス分を帳消しにすることができ、トータルでプラスマイナス0を実現できることになります。
平均的な獲得賞金でプラスマイナス0になるため、リスクの少ない馬主生活を送ることができます。
ジェイジャックは引退しておりますので、このフェーズになります。
気をつけること
ご自身で1頭持ちをされるのであればよいのですが、誰かと共有したりする場合は、
引退時精算に変な手数料や経費がかからないかどうかだけを確認してください。
ばんえい競馬において、引退時精算をきっちり行うことが、損をしない一番の方法です。
逆に、引退時精算に何かしらの手数料などを求めてくる場合は、代表馬主側が、意図的に利益を求めようとしていると認識してください。(共有する側が損します)
その他
もちろん、何かしらの怪我や病気により、医療費が多く掛かる可能性もあります。
また、能力検査不合格の場合は、大きな損が出る可能性もあります。(リスクを最小限に留める方法は前述のとおりです)
ただ、全体的に見ると、末永く馬主生活を送ることができるコンテンツだと考えています。
私も毎年共有メンバを募集していますが、目的は「一人でも多くのばんえい馬主(一頭持ち)を増やす」ことですので、
手数料などはなく、実費精算としています。正直、銀行振込手数料だけはなんとかしたいです(笑)
以下、宣伝です(^^;
管理人
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地方馬主が増えている中、まったくばんえい競馬が話題にならないことが悔しくて、サイトを運営開始。
2022年、ジェイジャックのオーナーとなりました。
ばんえい競馬を愛する人が一人でも増えるように地道に活動中。
ばんえい競馬はいいぞ。ばんえい競馬はいいぞ。ばんえい競馬はいいぞ。
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