【ばんえい競馬】2021年生まれのばん馬から見る生産地・種雄馬傾向

これからばんえい競馬で馬主になりたい!と思っても、どこで馬が生産されているのかわからない・牧場もわからない、今トレンドの種雄馬がわからない、など、分からないだらけだと思います。

残念ながら、インターネット上にもまとまった情報がないため、馬事協会のHP情報をもとに、いくつかまとめてみました。

ばん馬の生産地はどこにある?

2021年に生まれたばん馬で、ばんえい競馬にて能力検査を受ける可能性の高い血統(父)で絞り込んだ生産頭数一覧です。

20頭以上生産している地域を絞り込みました。

生産地生産頭数
北海道釧路市65
北海道帯広市59
北海道足寄郡足寄町53
北海道厚岸郡浜中町44
北海道川上郡弟子屈町37
北海道河東郡上士幌町29
北海道河東郡音更町26
北海道根室市25
北海道北見市24
北海道野付郡別海町20
2021年 生産頭数一覧

次に、生産頭数が多い生産者の一覧です。

黄色の部分は、地域の過半数の生産を行っていることを示しています。

生産者(敬称略)生産地生産頭数
小森唯永(ばんえい牧場十勝)北海道帯広市40
(株)帯広有機北海道帯広市19
長谷川義信(川湯パーク牧場)北海道川上郡弟子屈町19
細川貞夫北海道北見市18
(株)金福畜産北海道河東郡上士幌町18
山根勝幸北海道釧路市14
(株)キューサンファーム北海道河東郡音更町14
岩瀬正実北海道根室市11
竹久克明北海道空知郡中富良野町11
安藤浩太朗北海道釧路市阿寒町10
大野信一北海道足寄郡足寄町10
2021年生産頭数の多い生産者

帯広市では、2牧場でほとんどの生産を行っており、その他の地域でもメイン牧場といえる存在があることがわかります。

釧路市や根室市はいくつかの牧場に分かれている印象ですね。

リスト化することにより、生産頭数が少ないながらも、地域でそこしか生産者がいない状況というのも、見えてきました。

生産地の生産頭数=一人の生産者の生産頭数ということです。

その方が生産を辞められると、その地域では、ばん馬の生産自体がなくなることになります。

そういった牧場に限って、すごい馬が生まれていたりします。

2021年 種雄馬の傾向

2021年に生産されたばん馬の父について、リストにしました。

ここでは、生産頭数上位の馬をご紹介します。

順位種雄馬出産頭数
1フジダイビクトリー45
2カネサテンリュウ30
3インフィニティー29
4ニシキエーカン28
5オンリーワン24
6ミタコトナイ21
7スギノハリアー20
8イサムフジ19
9ナリタボブサップ18
9オオノトップ18
9キングファラオ18

圧倒的に、フジダイビクトリーの生産頭数が多いですね。

ちなみに、2022年7月現在、今年の当歳は25頭が登録されています。暫定1位です。

暫定2位は、コウシュハウンカイの20頭。

続いて、ジェイワンとホクショウゼウスが16頭、スギノハリアーが15頭と並びます。

2024年の新馬戦あたりから、がらっと顔ぶれが変わってきそうです。

どの種雄馬が活躍馬を出すのでしょうか。

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管理人

将@地方馬主
将@地方馬主ばんえいを愛する馬主
地方馬主が増えている中、まったくばんえい競馬が話題にならないことが悔しくて、サイトを運営開始。
2022年、ジェイジャックのオーナーとなりました。

ばんえい競馬を愛する人が一人でも増えるように地道に活動中。
ばんえい競馬はいいぞ。ばんえい競馬はいいぞ。ばんえい競馬はいいぞ。

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