概要

現在のばんえい競馬では、帯広市を中心とした十勝地域が繁殖・種牡馬・生産数で圧倒的1位です。

釧路地域は2位となっておりますが、新規生産を始める方が増えてきています。

特に、酪農をされている方が新規参入する例が増えており、広大な放牧地を持っているのが特徴です。

今回、釧路地域で積極的に繁殖・種牡馬の導入をされている牧場様とタッグで、牧場生産馬・近隣の釧路生産馬を共有する仕組みを始めることにしました。

(一口馬主のユニオンオーナーズ、ターファイトクラブをイメージしてください)

代表馬主より

これまでの経験から、ばんえい馬主を続けるにあたり、「強い馬を持つには、繁殖」という結論になりました。

が、自分で牧場を持つのは夢のまた夢。

そこで、オープン馬を生産するという目標をもっている牧場さんと一緒にやっていくことにしました。

牧場さんとしては、預託先や馬主の幅が広がるというメリット。

私や皆さんとしては、当歳からの馬選び、一つの牝系を見ていく楽しみなど数え切れないメリットがあります。

なお、牧場さんとの当歳共有は毎年行っていく予定としています。

私としましては、【ばんえい競馬】もう一度考える、地方共有クラブはばんえい競馬で成り立つのか」のアンサーとして、牧場主体の共有に一歩近づけたと考えています。

この試みにより、将来的に釧路地域での馬産拡大に繋がることを夢見ています。

・イメージ図

・共有馬主のメリット
①当歳~デビュー~競争生活~引退から、繁殖生活まで馬の一生を追うことができる
②当歳~デビュー~競争生活~引退までの金銭的負担を最小限に抑えることができる
③繁殖時は牧場買い戻しのため、馬主負担なしに繁殖生活を見守ることができる
④自分の所有していた牝馬の産駒を共有できる可能性がある

・牧場側のメリット
①市場売却をせずに、産駒をばんえい競馬に挑戦させることができる
生産計画を立てやすい、繁殖を揃えたり、種牡馬導入をするきっかけとなる
③馬主の幅が広がることにより、牧場自体の人脈が広がる
④生産馬の買い戻しの際、競争成績によっては高額になる場合があるが、確実に買い戻すことができる

共有馬概要

共有馬の選定方法

・牧場生産馬から、血統・馬格から将来の繁殖として残したい牝馬を選びます。

・釧路地域の生産馬から、牧場様の眼から見た馬体・血統で気に入った馬がいた場合、牧場様と共同購入し、皆様と共有します。

2024年度当歳共有予定馬

・牧場生産馬

 →デスティニーの2024(募集締切)

 →サクラモモの2024(募集中)

・釧路地域生産馬

 →現在交渉中(来年の春頃、紹介予定)

共有方法

情報共有方法

・情報はLINEグループ・Googleドライブ・Googleスプレッドシートといったツールを利用して、馬主間のコミュニケーションを行います。

 これは、通常のオーナーズクラブのように情報共有をする目的ではなく、将来的に1頭持ちを目指すに当たり、QAやデータを元にしたシミュレーションを各自が行いやすくするためです。

 あくまで個人共有ですので、私が知り得た情報は共有しますが、それ以上のことはできません(一口クラブのような情報提供はできません)

費用面

・お金の精算回数を極力減らすことにより、共有馬主の負担を減らします

 主なタイミング:共有時(馬代金)・入厩時・能力検査合格時・年始(デビュー後、1年単位)

 ばんえい競馬は出走手当と預託料のバランスが良いため、デビュー後は基本的に1月に前年分の精算を行うものとします。

・牧場様と連携し、考えられる限りの安価で共有募集できるように努めます。

手数料などはありません(共有クラブではありません)

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